VC2008のPGO

VS2008Proを入手しました。
VC6のプロジェクトをコンパイルすると、エラーとワーニングの山。。。
デフォルト状態ではfor (int i=0; i<100; i++) {...} としたときのiのスコープがVC6の時とは異なるようです。コンパイルオプションを変更するとソースはそのままでOKでした。ワーニングはstrcpyはstrcpy_sに置き換えろみたいなものが大量に出ていますね。これは無視してよさそう。
その他、いろいろありましたが、何とかコンパイルでき動かせました。
速度はVC6でコンパイルしたものとはほぼ同じようです。コンパイルオプションで最大限の最適化というオプションがあったのでその設定でコンパイルしてみましたがむしろ遅くなってしまいました。
さて、お待ちかねのPGOですが、446秒かかっていた探索が387秒で完了、なんと約0.87倍に短縮されました!!ソースの見直しでここまで高速化するのは至難の業ですから、乗り換えてよかったです。
あとは、64ビット化するかですが。。。手元に環境がないので簡単には試せませんが、1割ぐらい速くなるのなら実行したいですね。備後将棋の恩本さんはあまり変わらなかったとおっしゃっていましたが。
あと気になるのはVS2008Proでコンパイルしたモジュールの動作保障がWin2000以降とのことで、95,98,Me,NTが動作保障の対象にならないようなのです。動かしてみて動けば良いような気はしますが。